和歌山城 天守閣（てんしゅかく）【和歌山市観光】

写真提供：公益社団法人　和歌山県観光連盟

1605（慶長10）年頃、下見板張りの天守が建てられたのが始まり。
1619（元和5）年、初代の天守を築いた浅野幸長は、広島藩に加増転封。
2代将軍・徳川秀忠の命により、徳川頼宣（とくがわよりのぶ／徳川家康の十男）が55万5千石で入城し、南海の鎮となる御三家の紀州徳川家が成立し、城を大改修しています。

1846（弘化3）年の天守曲輪の雷雨で全焼し、1850（嘉永3）年に再建。

明治の廃城令後も1850（嘉永3）年築の再建天守は存続し、昭和10年に国宝に指定されましたが、残念ながら昭和20年7月9日の和歌山大空襲で焼失。

現在の天守群は昭和33年（1958）に原型（嘉永3年再建時の外観）に基き鉄筋コンクリートで再建されたもの。

【鉄道】
JR和歌山駅から和歌山バス和歌山港方面行きで6分、公園前下車すぐ
【車】
阪和自動車道和歌山ICから約5km