養翠園(ようすいえん)【和歌山市観光】
写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟
紀州藩第10代藩主徳川治寶によって、文政元年(1818年)から文政9年(1826年)にかけて造営された西浜御殿内の広大な大名庭園である。元々は、紀州藩士山本理左衛門の下屋敷であったと伝わっている。総面積は33,000平方メートル。
和歌山湾沿いの立地を利用して、海水を引き込んだ「汐入り」の池が特徴的で、潮の干満に応じて細波が立ち、水面が上下する独特の風情がある。この池には、日本庭園としては珍しい直線状の三ツ橋を渡しており、背後の天神山と章魚頭姿山(たこずしやま)を借景としたこの構図は、中国の西湖を模したものと伝えられている。
この汐入の池は、海南市にある近代の温山荘園の作庭に影響を与えることとなった。なお、日本の大規模な庭園で汐入の池をもつものは、これらの他には東京都港区の浜離宮恩賜庭園だけである。
養翠園 アクセスマップ
名称 | 養翠園(ようすいえん) |
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所在地 | 〒641-0036 和歌山県和歌山市西浜1164 |
時間 |
9:00~17:00 1月1日 – 11時〜17時 4月1日〜8月31日 – 9〜18時 9月1日〜3月31日 – 9〜17時 |
休み | |
料金 |
大人(中学生以上) 600円 小人(小学生以下) 300円 |
養翠園 アクセス |
【鉄道】 JR和歌山駅より雑賀崎方面行きバス乗車、30系統 養翠園前で下車、西に徒歩7分 南海和歌山市駅より雑賀崎方面行きバス乗車、30系統 養翠園前で下車、西に徒歩7分【車】 阪和自動車道和歌山インターより10Km。 |
駐車場 | |
問い合わせ先 | 073-444-1430 |
【鉄道】
JR和歌山駅より雑賀崎方面行きバス乗車、30系統 養翠園前で下車、西に徒歩7分
南海和歌山市駅より雑賀崎方面行きバス乗車、30系統 養翠園前で下車、西に徒歩7分【車】
阪和自動車道和歌山インターより10Km。
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