JR新宮駅(しんぐうえき)歴史紹介

JR新宮駅(しんぐうえき)は、和歌山県新宮市徐福二丁目にある。
紀勢本線(きのくに線)の駅である。
新宮市の代表駅であり、紀勢本線の運行上重要な役割を有する駅で、紀勢本線は当駅を境にJR西日本管轄、JR東海管轄と分かれており、両会社の境界駅となっている

新宮駅(しんぐうえき)の年号

1913年(大正2年) 3月1日:新宮鉄道の終着駅として開設。一般駅。当時路線は熊野地駅を経由し三輪崎駅へ至っていた。そのため当時は今とは位置が異なっており、現在地より40m程北方の熊野交通事務所付近と推定されている

1934年(昭和9年) 7月1日:新宮鉄道国有化、鉄道省紀勢中線(現・紀勢本線)の駅となる

1938年(昭和13年)5月20日:現在地へ移転。それに伴い、熊野地駅を経由しない新線が開通。旧線の一部は当駅 – 熊野地駅間を結ぶ貨物支線へ転用された

1940年(昭和15年):線路名称改定。紀勢中線が紀勢西線へ編入、同線の駅となる。同時に紀勢西線当駅 – 紀伊木本駅間延伸

1951年(昭和26年)1月21日:駅小荷物室より出火。木造2階建て950坪の2代目駅舎焼失

1952年(昭和27年)3月5日:3代目駅舎工事着工

1952年(昭和27年)12月12日:3代目現駅舎竣工

1959年(昭和34年)7月15日:線路名称再改定。紀勢西線が紀勢本線へ編入、同線の駅となる

1977年(昭和52年)4月16日:昭和天皇・香淳皇后が第28回全国植樹祭開催に合わせ県内を行幸啓。名古屋駅発当駅行、当駅発那智駅行お召し列車運行

1982年(昭和57年)11月15日:貨物支線当駅 – 熊野地駅間廃止

1986年(昭和61年)11月1日:貨物取扱廃止(旅客駅化)

1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR西日本・JR東海の駅となる。なお、駅業務はJR西日本に引継ぎ

2010年(平成22年)6月1日:支社直轄に伴い、それまでの新宮鉄道部管轄から管理駅となる(管理範囲:新宮駅 – 見老津駅間)

2016年(平成28年)12月17日:ICカード「ICOCA」が利用可能となる

2020年(令和2年)10月31日:キヨスク営業終了

2021年(令和3年)5月19日:みどりの窓口営業終了

2021年(令和3年)5月20日:みどりの券売機プラス導入

2021年(令和3年)5月31日:「パーク&ライド」営業終了