JR特急くろしおパンダ

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JR特急くろしおパンダ

JR特急くろしお(オーシャンアロー車両)283系



JR特急くろしお 283系

写真提供:アイ・ビー・エス株式会社(旧関西鉄道友の会)星野氏

型式 283
製造会社 川崎重工業・近畿車輛・日立製作所
導入日 1996年
運転路線:東海道本線・大阪環状線・阪和線・紀勢本線
運転区間:JR新大阪駅JR和歌山駅JR白浜駅JR新宮駅
運行停車駅:特急くろしお路線図停車駅
運行駅時刻表:特急くろしお路線図停車駅
運行駅運賃表:特急くろしお運賃表
運行駅座席表:特急くろしお列車編成座席表




くろしお(オーシャンアロー車両)283系

始発駅のJR新大阪駅からを発車後、大阪環状線・阪和(はんわ)線を経由して和歌山駅に到着した列車は、きのくに線に入ります。

紀伊田辺駅より少し手前の切目(きりめ)駅付近で右手車窓に太平洋の青い海が顔を出し、さらに周参見(すさみ)駅を過ぎると紀伊勝浦駅の手前まで、入り組んだ海岸線の岩場や砂浜が織りなす景観が映し出されます。美しい海岸線を縫うように走る線路はカーブの連続ですが、制御付き振り子式車両ならではの心地よい揺れが快適な旅を演出。

また、JR南紀駅方面への乗り心地向上とスピードアップを図るため、海岸線の急カーブに対応した制御付き振り子式車両として登場したのが、紀勢本線(愛称:きのくに線〈和歌山駅~新宮(しんぐう)駅〉)を走る283系JR特急「くろしお(オーシャンアロー車両)」です。

一時期は特急「オーシャンアロー」の列車名で運転されていましたが、2012年3月17日ダイヤ改正から列車名が「くろしお」に統一され、『JR時刻表』には「オーシャンアロー車両で運転」と記されるようになりました。

JR特急くろしお(オーシャンアロー車両)283系の車両編成

くろしお 3・13・17・33号 6・16・20・32号

JR特急くろしお 283系編成図

JR特急くろしお 283系編成図

1号車はパノラマ型グリーン車です。
3号車に展望ラウンジ、5号車に女性専用席があります。
※女性専用席は、女性及び同伴の小学生以下の男児に限りご乗車になれます。
新大阪~白浜間を9両編成で運転する日があります。この場合、6号車と7号車の通りぬけはできません。



JR特急くろしお(オーシャンアロー車両)283系の席番配置

※車両の種類によって多少の相違があります。

※席番が逆になる編成もあります。

JR特急くろしお 283系席番配置



283系
JR西日本283系電車基本編成
基本情報
走行区間 京都駅新宮駅
製造所 川崎重工業・近畿車輛・日立製作所
運用者 西日本旅客鉄道
導入年 1996年
運用開始 1996年7月31日
前身 準急「くろしお」
急行「きのくに」
「はんわライナー」
特急「スーパーくろしお」「オーシャンアロー」
車両 283系電車(吹田総合車両所日根野支所)
287系電車(吹田総合車両所日根野支所)
289系電車(吹田総合車両所京都支所)
路線
起点 京都駅・新大阪駅
終点 和歌山駅・海南駅・白浜駅・新宮駅
営業距離 315.5 km (196.0 mi)(京都 – 新宮間)
運行間隔 15往復
列車番号 50M+号数(新宮発着)
2050M+号数(新宮発着以外)
使用路線 東海道本線(JR京都線)・大阪環状線・阪和線・紀勢本線(きのくに線)
くろしお車内サービス
クラス グリーン車・普通車
座席 グリーン車指定席
普通車指定席
主要諸元
編成 基本編成:6両 (2M4T)
付属編成:3両 (1M2T)
軌間 1,067mm
電気方式 直流 1,500 V
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 130 km/h
起動加速度 2.1km/h/s
減速度(常用) 4.3 km/h/s
減速度(非常) 5.2 km/h/s
編成定員 310人(普)+32人(グ)=342人
編成重量 218.5 t
全長 21,300 mm(クロ282,283)
20,850 mm(クハ282, 283)
20,800 mm(モハ283, サハ283)
全幅 2,850 mm
全高 3,390 mm
車体 普通鋼
台車 円筒案内式制御振子ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)
WDT57・WTR241
主電動機 かご形三相誘導電動機 WMT104
主電動機出力 220 kW
駆動方式 WNドライブ
歯車比 5.57
編成出力 1,760kW (2M4T)
880kW (1M2T)
制御方式 PWMIGBT-VVVFインバータ
制御装置 WPC8 (1C1M 静止形インバータ一体型)
制動装置 電力回生併用電気指令式空気ブレーキ(抑速付)
保安装置 ATS-P・ATS-SW

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