JR太地駅(たいじえき)歴史紹介
JR太地駅(たいじえき)は、和歌山県東牟婁郡太地町大字森浦にある。
紀勢本線(きのくに線)の駅である。太地町唯一の駅で、全ての特急列車が停車する。
さかのぼること、1935年7月、国鉄紀勢中線の紀伊勝浦駅から下里駅までの開通と共に開業。1940年には紀勢西線の江住駅から串本駅・新宮駅から紀伊木本駅(現在の熊野市駅)の開通により紀伊木本駅から和歌山駅(現在の紀和駅)までが紀勢西線とされ、紀勢西線の駅となった。その後当駅は1959年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄分割民営化を経て現在に至っている。
太地駅(たいじえき)の年号
1935年(昭和10年)7月18日:国鉄紀勢中線の駅として開業
1940年(昭和15年)8月8日:路線改称により紀勢西線の駅となる
1946年(昭和21年)11月10日:小口扱い貨物の取り扱いを開始
1959年(昭和34年)7月15日:再度の路線改称により紀勢本線の駅となる
1971年(昭和46年)7月1日:小口扱い貨物の取り扱いを廃止
1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止。無人化。一部の特急「くろしお」が停車を開始
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継
1996年(平成8年):ホームの鯨の壁画が完成
2014年(平成26年)3月15日:ダイヤ改正により、全ての特急列車が停車するようになる
2016年(平成28年)12月17日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる
2021年(令和3年)5月31日:防災複合施設の備えた新駅舎が完成